事務所のトイレと玄関を掃除していました。
来ていただくお客様に、少しでも気持ちよく過ごしていただきたい。
そんな思いで、いつもより丁寧に手を動かしていたと思います。
一通り終えて、ふと手元を見ると、
先日きれいに整えてもらったネイルが割れかけていました。
右手の中指。
ほんの少しのことですが、
「ああ…」と、何とも言えない気持ちになります。
せっかく整えたものが崩れてしまったような、
少しだけ残念な気持ち。
ただ同時に、
掃除を終えた事務所はとても気持ちよく、
空間全体が整っているのを感じました。
自分の一部は少し崩れてしまったけれど、
その分、場所はしっかり整った。
どちらが良い、悪いという話ではなく、
こういうバランスの中で日々は進んでいるのかもしれません。
仕事というのは、
こうした小さな積み重ねの連続です。
目立つことではなくても、
誰かのために手を動かす時間。
それが、結果として信頼に繋がっていくのだと思います。
少しだけ欠けたネイルを見ながら、
また整え直そうと思いました。
それでいいのだと、
そんなふうに感じた一日でした。
