人気漫画 ゴールデンカムイ を読んでいると、
どうしても気になる人物がいます。
それが第七師団を率いる
鶴見篤四郎 中尉です。
冷静で知略に長け、
人の心を掴むカリスマ性を持つ軍人。
味方からも敵からも一目置かれる存在です。
このキャラクターには、
実在の軍人がモデルになっていると言われています。
その一人が
明石元二郎氏 です。
明石元二郎氏は、
日露戦争 の裏側で活躍した
日本軍の情報将校でした。
彼はヨーロッパに渡り、
ロシア帝国内部の革命勢力や独立運動と接触し、
資金援助などを通じて国内の混乱を誘発したと言われています。
この動きは後に
ロシア第一革命 へとつながり、
ロシアの戦争継続を難しくしました。
つまり日露戦争は、
単なる武力の戦いではなく、
情報戦や外交戦も含めた総力戦だったのです。
鶴見中尉が持つ
「人を動かす力」・「戦略家としての冷静さ」は、
まさにこうした実在の軍人たちを思わせます。
漫画をきっかけに歴史を調べてみると、
物語がさらに深く面白く感じられます。
ゴールデンカムイは、
エンターテインメントでありながら、
日露戦争という時代の奥行きを教えてくれる作品でもあります。
