― 現場で感じる「売れる時代」の終わりとこれから ―
ここ最近、現場に立っていて明確に感じる変化があります。
それは、
「これまで売れていた価格で売れなくなってきている」
という空気です。
特に都心部では、
これまでであれば比較的スムーズに成約していた価格帯の物件でも、
問い合わせはあるものの、なかなか成約に至らないケースが増えてきています。
■ なぜ今、変化が起きているのか
要因はいくつかありますが、
現場感覚として大きいのは次の3点です。
・価格上昇の限界
・住宅ローンを組む実需層の購買力の頭打ち
・金利環境の変化に対する心理的な影響
ここ数年、不動産価格は大きく上昇してきました。
しかしその裏側で、購入する側の負担は確実に増えています。
つまり、
「買いたい人はいるが、買える人が減ってきている」
という状態です。
■ 「崩壊」ではなく「選別の時代」へ
現時点で、いわゆる“バブル崩壊”と呼べる状況ではありません。
ただし確実に言えるのは、
**「どの物件でも売れる時代ではなくなった」**ということです。
・立地が良い
・価格が相場に対して適正
・物件の魅力が分かりやすく伝わっている
こうした条件が揃った物件は、今でもしっかりと売れます。
一方で、
少しでも条件がズレている物件は、
販売期間が長期化し、価格調整を余儀なくされるケースも出始めています。
■ 郊外エリアで起きるこれからの変化
横浜市・川崎市といった実需エリアにおいては、
都心よりワンテンポ遅れて影響が出る傾向があります。
急激な価格下落は考えにくいものの、
・内覧数の減少
・検討期間の長期化
・価格交渉の増加
といった形で、
“売れにくさ”として変化が現れてくる可能性があります。
■ これから売却を考える方へ
このような市況において重要なのは、
「強気」か「弱気」かではなく、
“戦略的に売ること”です。
・市場に対してどの価格で出すのか
・どのタイミングで見直すのか
・どのように魅力を伝えるのか
この設計によって、
結果は大きく変わります。
■ 最後に
2026年は、不動産市況における一つの転換点になる可能性があります。
しかし見方を変えれば、
本当に価値のある物件、そして本当に実力のある営業が選ばれる時代
の始まりとも言えます。
私たちは現場の一次情報をもとに、
一つひとつの物件に対して最適な販売戦略をご提案しております。
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